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新しく会社を作った経営者の皆さん、
ゆくゆくは上場したいと思われている方も少なくないでしょう。
応援してくれた人たちに恩返しがしたい。
ついてきてくれた従業員を幸せにしてあげたい。
世の中にもっと良いサービスを提供するため、会社を大きくしたい。
自分の果てなき野心。
いろんな思い(夢)を持って上場を目指されることと思います。
「上場」とは、ここでは“新規”上場のことを指し、『株式公開』や『IPO(Initial Public Offering)』と言ったりします。
上場することで、自社の株をいろんな人が買える状態になり、たくさんの人から資金を集めやすくすることができます。
つまり、上場の最も重要な目的のひとつは資金調達にあります。
前述した経営者のいろんな“夢”を実現するためにはすべてお金が必要ですから。
上場したい!と唱え続けていたら上場できるわけではありません。
ただただ売上を伸ばし続けるだけでできるものでもありません。
目的を達成するにはその道筋を明らかにしておくことが必須。
決まったレールに乗る必要はないですが、通るべきチェックポイントはきちんと通って進むのがベターです。
上場にも必要なチェックポイントがあります。
このブログでは、そんなチェックポイントについてここから数週間、毎週掘り下げていく予定です。
今回はそのいくつかについて簡単に触れたいと思います。
上場する“場”である『株式市場』についてまずは知りましょう。
大きく分けて東京証券取引所と地方の証券取引所があって、
その中でまた本則とそれ以外などに分かれています。
各市場で上場するためのハードル(審査の基準)も違うので、
それぞれの特徴を知り、どこを目指すのかを明確にしましょう。
上場をするめには、内部・外部含めいろんな人の関与が必要になります。
ステージが進むにつれて増えていきます。
まさにドラクエのイメージですね。
証券会社
IPOコンサルタント
監査法人(公認会計士) などなど
今まで人生で関わらなかった人たちと深く、長く関係性を築いていく必要があります。
選ぶときには能力ももちろん大事ですが、人間性など自分に合うかどうかも非常に大事ですので、
慎重に検討することをオススメします。
ずっと会社を続けていくという前提に立つと、上場はひとつの通過点に過ぎません。
上場した後、会社をどうしていきたいのか
上場したメリットをどうやって従業員や応援してくれた人たちに還元していくのか
こんなことを上場前に一度考えてみる価値はあると思います。
上場するとは、パブリックカンパニーになること。
利害関係者が増え、会社を見る目も増え、昔のオーナー時代と同じようにはいかなくなってきます。
視座を高く持って上場に臨みましょう!
次回以降もお楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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