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バラエティから学ぶ

10月2日に開催されたキングオブコントの決勝戦
皆さんご覧になりましたか?
出場していた10組全て面白くて、歴代最高と言われる大会でした。

優勝した空気階段のネタはもちろん面白かったのですが、
僕が一番印象に残っているのは得点発表後にニューヨークの屋敷さんが
審査員席のダウンタウンの松本さんを指さしながら言った
「松本さんが“みんな笑うな”って言ったからや!あれは不正行為です!
トップバッターからやり直しを申請します!」というコメントです。

簡単に流れを説明すると、今大会は全体的に面白かったため、
松本さんが6組目のネタ終了時に審査が大変になるので
「もうあんまりウケるな。みんなウケるから、あんまウケんでええわ。もう許してくれ!」とコメントしました。

7組目に登場したニューヨークは面白いのですが、今一つ伸びない印象で終了。
得点もその時点での最低得点となりました。
その低い得点を見た屋敷さんが松本さんに食ってかかっていったのが
先ほどのコメントです。

食って掛かりながらも松本さんを指す屋敷さんの指が震えているのを見て、
改めて芸人のすごさを感じました。
人生をかけた1年に1回の大舞台で最低点という結果に終わり、
悔しくてしょうがない状態だったかと思います。

そんな落ち込んで泣きそうになってもおかしくない時でも、
その場を面白くしようとする姿勢にさすがプロだなと思いました。

一部ネットではこの言動が失礼だと言われていますが、
松本さんと屋敷さんは何度もいろんな番組での共演経験もあり、
信頼関係がある中でのやり取りでいわばプロレスです。
お互いにショーとしてやっているものです。

自分の心理状態がどんなものになっていても求められている役割をきっちりとこなす。
それが真のプロの姿なのではないかと思いなおさせられる出来事でした。

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