NBAとチームビルディング

圓尾ブログ

仕事っぽいタイトルをつけてみましたが全くそんなことはないゆるっとブログです。

今年は日本人NBAプレイヤーの八村選手がいるロサンゼルス・レイカーズの試合を全部見ようと心に決めて4月時点ではレギュラーシーズンは終わって優勝争いのプレーオフの開始を待つばかりです。

NBAって移籍がすごいんですよ。
この選手はこのチームにいたと思ったら違うチームに居たりする。

というのもシーズンオフの時の移籍だけではなくて、シーズン中にもトレードデッドラインとして決められている2月ごろまではトレードという選手同士の交換ができてしまうから。

選手のトレードは球団同士で話をするため、選手は何も知らされず明日からあなたは「○○のチームに行ってもらいます!」という感じで所属チームが急に変わることもある。

トレード拒否権というものを契約に入れることもできるそうですが、歴代のNBA選手の中でこれをもらえたのは10名ほど。
現役選手に絞ると2人しか持っていないそうです。

今年もトレードがたくさん起こりました。
我らがロサンゼルス・レイカーズも大型のトレードがありました。

すごい選手ではあるけれどチームの戦術に合わない、同じポジションにいい選手が多い、などの理由からその選手をトレードに出して、他のチームにいる自分のチームに足りない要素を補ってくれる選手を獲得するのがトレードです。

当然ながらいい選手を出さないといい選手は取れない。
いかに自分のチームの強みや弱みを分析できているかがトレードの大事な要素となります。
誰を出して誰を獲得するのか。難しいですね。

選手側としてもいきなり明日から○○に行ってくれと言われてそのチームにいるチームメイトや戦術になじまなければならない。
めっちゃ大変そうですよね。

ちなみに今回ロサンゼルス・レイカーズからトレードで出された選手はトレード相手の嘘(選手のけがを隠していた)によって一度違うチームの方に行ったのちにトレード破談で戻るという珍事が起きました。
送別会とかも開いてもらっていたそうなので気まずかったでしょうね

と、横道にそれましたが、監督のもと選手の入れ替えを行い優勝を目指す。
今年のロサンゼルス・レイカーズは弱みの補強を十分にできたことから3位でプレーオフに進出という快進撃。

今はどの会社でも転職が多く悩んでいる経営者の方も多いと思います。
トレードはさすがにできませんが、人が辞めたり人を採用したりしながらいい方向に経営していく。
自社の強み弱みと自社だから活きる人材の特徴を正確に把握できているかどうかが、この先もより大切になるんだろうなぁとNBAを見ていて漠然と思っていました。

取り留めのないブログはこの辺で、、、