【お笑いに学ぶ】メルマガVol.045より

コラム

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今回は【お笑いに学ぶ】です!

「自分の身を置く環境を見直してみるべきなのかもしれません」

独身貴族の代表である吉本興業の今田耕司さんが、あちこちオードリーでコロナの緊急事態宣言の時の話を振り返ってしていました。
一人暮らしをしているとコロナの緊急事態宣言で家から出られなかったとき寂しくなかったですか?という問いに対して、全く寂しくなかったと答えていました。

みんなも同じ状況だから寂しくなかった。家族がいる人はもちろん家族と過ごしているけど、他の一人暮らしの人は自分と同じく一人で過ごしているのだと思うと、全く寂しくない。
いつもは自分が家に一人でいるときに、みんなは集まって楽しいことをしているんじゃないかと気が気でなくなるのだと話していました。

仕事や勉強でも同じことが言えるのではないかなと話を聞いていて思いました。
周りが今どういうことをしているのかを想像したときに、「あの人は仕事を頑張っているはずだ」とか、「あの人は新しい本を読んで知識を吸収しているはずだ」と考えれば自分もやらなければと思うし、「あの人もさぼってるよな」と思えば自分も頑張らなくていいのではないかと思ってしまう。

僕も公認会計士の予備校に行っている時は周りがこんなにやっているなら自分もやらないといけないなと思ったり、だらけてしまう時はこの間に他の人はがっつりと勉強しているのかなと思うとモチベーションを保てたりしました。
会計士の勉強時代も前職の会社にいる間も独立してからも僕の周りには、更に自分を磨こうと努力している人が運よく多いので何とかだらけずに生活することができていますが、もし周りもだらけている人たちばかりに囲まれていたら、僕も全力で日々だらけていたと思います。

たいていの人は弱いので自分の意志だけでは頑張り続けることはできません。
周りに流されるという言葉はよく悪い意味でつかわれますが、僕は今までの人生「いい」周りに流されて生きてきました。
言い方は悪くなるかもしれませんが、何か変えようと思っている人はまず普段付き合う人を変えてみるのも一つの手段なのかもしれません。

ゆるーく生きていくことも悪い事ではないですが、自分がなりたい姿があるのであれば、理想の姿に近い人や同じ理想を追いかけている人と一緒に過ごしてみるといい方向に流してくれるのではないかと思います。